企業による保育施設設置支援事業
レポート掲載
2019/11/22
設置場所である武蔵野市の平成31年4月の待機児童数は、認可保育所を3園整備したことなどにより平成30年4月から6名減少しました。平成29年4月の待機児童数は120名だったので大幅に減少しましたが、依然47名の待機児童がいる現状があります(武蔵野市子ども育成課発行「保育コンシェルジュ便り」より)。 受付後に2班に分かれて保育施設の見学を行い、建物2,3,4階をご案内いただきました。 参加者が特に興味を示したのが、園児が自分で考え、動きながら学んでいく保育が実践できるように、ティッシュやおむつを園児が自身で取りにいける高さ・場所に設置している事でした。 部屋の仕切り等も含め、日々の保育の中で変化、工夫を積極的に行っている施設運用には参加者の質問が止まない場面もありました。 次に、さかいりんごの木保育園の運営会社である、株式会社いたれりつくせりの取締役社長稲益様より会社概要や設置背景を、総務係長鈴木様より保育施設の概要や開園までのスケジュール、運営方法についてご説明いただきました。 助成決定から開園前に大変だったこととして保育士の新規採用等4つの点を挙げており、それぞれの解決方法について詳しくお話しいただきました。 また、開園後のポイントも4つに絞って解説いただきました。特に自治体との関係づくりについては、今まで保育に携わったことのない企業等が保育施設を開設した際に、どのように保育に関する情報を得るかという課題について解決の一助となったのではないでしょうか。 ご協力いただきました株式会社武蔵境教習所やさかいりんごの木保育園の職員の皆様に感謝申し上げます。
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